いつも、がけっぷち モンスーンから救え

モンスーンから救え

6月半ばから9月にかけてネパールはモンスーンに入る。
実は今回の地震後の最大の難関はこのモンスーンをどう乗り切るかにある。

5月末に帰国した私はとんば帰りをするように6月初旬にネパールに入ったのはそのためだ。
テント生活、土間に布団を引いての生活。豪雨に見舞われたらどうなるか、想像に難くない。

ラプラックには現在4000人、約600世帯が住む。すべての家にトタン屋根を提供して家を作ることなど、私の力では到底できない。ではどうするか?

そこで名案があった。
それは各家庭にベッドを作ること。そうすれば浸水したとしても、少なくとも寝具や体を濡らさなくても済む。
避難生活を続ける上で、これはとても大事なことだ。

ただ、比較的安価なベッドといえど全世帯に行きわたらせるほど予算はなかった。そこで、同時期にカトマンズに入ったアマント元気隊のJun Amantoに相談。彼が快諾してくれ、50万を拠出、私は手持ちの30万と、すでにラプラックソサエティに渡してある12万と合せ42万をだすことにより、ベッド600プロジェクトを進めることにした。

これは600世帯分のベッドの天板がラプラックに届いたところ。

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それをみんなが各家庭に運ぶ
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こうして簡易ベッドのできあがり。これでも土間に寝るのとは大違い。

ベッド



そして雨期に入ったラプラックの動画が届いた。
ネパールの山岳のモンスーンがいかに凄いか、この動画を見ればわかる。
9月までこの状態が続く。ベッドが間に合ったとはいえ、本当に雨期を乗り切れるか心配だ。



モンスーンの備えはモンスーンが始まってからでは遅いのだ。

ご協力いただいたみなさまありがとうございました。

ラプラックの支援はこれからも続けます。皆様のご協力を宜しくお願いします。



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ライフワーク、大自然と人間の共生をテーマに二つの目線から撮影を続ける。
1、地球46億年の歴史を、空から撮る。
2、祈りを通して、人間の内面世界を露わにする。

これまで講談社出版文化賞、日本写真協会作家賞,同新人賞他、受賞多数。
 Life, Paris Match, Geo、National Geographic など海外のメディアでもフォトストーリィを発表
著書に「祈りの大地」(岩波書店)「伊勢神宮 式年遷宮と祈り」(集英社)「 鯨人(くじらびと)」集英社新書 
写真集 「The Days After 東日本大震災の記憶」飛鳥新社「伊勢神宮、遷宮とその秘儀」 朝日新聞社
 「海人」新潮社
フォトエッセイに 「時の海・人の大地」 魁星出版、「フリスビー犬、被災地を行く」飛鳥新社がある。

東京都町田市在住 大分県出身
日本写真家協会会員

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