いつも、がけっぷち パリのテロ事件に思う

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パリのテロ事件に思う

23の時、アフガンに行った。ソ連が侵攻し、住民を虐殺し、500万人と言われる人々が国境を越えて難民となっていた。男たちは皆、銃をとり、ムジャヒデンとなり、戦っていた。
写真家を目指していた自分は、写真の力と自分の可能性を信じて、そんなムジャヒデンたちとパキスタンから国境を越え、アフガンの戦場へ向かった。

afghanistanblog.jpg

取材を終えた後、仲のいいムジャヒデンの男がこんなことを言った。
「家族のうち誰かが殺されたら、必ず仇をとる。相手がまた殺したら、必ずまた家族を殺す。それが俺たちの美学であり、流儀だと」
それではお互い家族が全滅してしまうじゃないか」
というと。
「たとえ、全滅しても相手を許さない」という。
あれから30年以上の年月が経った。世界中で憎しみの連鎖は止むどころか増すばかりだ。
憎しみの連鎖をどこかで断ち切らなければならない。その芽を摘まなければならない。
パリのテロの報道に接して、あの時友人が発した言葉と、その時感じた深い絶望を思いださずにはいられない。
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ライフワーク、大自然と人間の共生をテーマに二つの目線から撮影を続ける。
1、地球46億年の歴史を、空から撮る。
2、祈りを通して、人間の内面世界を露わにする。

これまで講談社出版文化賞、日本写真協会作家賞,同新人賞他、受賞多数。
 Life, Paris Match, Geo、National Geographic など海外のメディアでもフォトストーリィを発表
著書に「祈りの大地」(岩波書店)「伊勢神宮 式年遷宮と祈り」(集英社)「 鯨人(くじらびと)」集英社新書 
写真集 「The Days After 東日本大震災の記憶」飛鳥新社「伊勢神宮、遷宮とその秘儀」 朝日新聞社
 「海人」新潮社
フォトエッセイに 「時の海・人の大地」 魁星出版、「フリスビー犬、被災地を行く」飛鳥新社がある。

東京都町田市在住 大分県出身
日本写真家協会会員

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Twitter bonlamafa

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