いつも、がけっぷち

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映画の生命線

日曜のイベント、昼の倍賞さんの会は冷たい雨が降る中、大勢の方が詰めかけた。山口から来た方までいた。映画もトークもみなさん感動を口にされた。
入りという意味では、さすがに日曜の夜は厳しいものがあったが、宣伝力を考えると止むを得ないのだろう。
それよりも特筆すべきはパンフの売れ具合だ。昨日は実に入場者の4割が買ってくれた。これはもうあり得ない数字と言ってもいいのではないか。

lapraknights.jpg


そしてもう一つはリピーター率。試写会に来た方が、また訪れ、次は何日に友人を連れて来ますと告げて去って行く。
このふたつの現象はいかにこの映画が人々の気持ちを動かしているかを意味する。
悔しいのは宣伝資金がないことだが、この小さなウエーブはやがて大きなうねりとなり、全国に広がって行くと信じたい。
あらためて映画を観たみなさんにお願いしたい。友人、知人にこの映画の魅力を伝え、ブログやSNS、そしてここに記したサイトに映画評を書いて欲しい。美辞麗句はいらない。感じたままを人々に伝えてください。それがこの映画の生命線です。
ぴあ映画生活

映画ドットコム

安田菜津紀さんと対談

月曜のゲストは安田菜津紀さん(フォトジャーナリスト)
いま、ラジオ、テレビ、そして海外へも足繁く通い大活躍中の安田さんと知り合ったのは岩手の陸前高田。
取材者同士、というよりもむしろ支援の中で出会った。陸前高田の小学校で写真教室をやったときも、彼女や夫の佐藤慧君がアシストしてくれた。安田菜津紀s-638x400

その真っ直ぐでやさしい眼差しと奥に秘めた情熱は、人間的魅力もあってここにきて花開いた感がある。
東北に深く関わる彼女が映画を観てこんなコメントをくれた。
「自然と人間をつなぐものは、祈り」という言葉がありありと思い出されました。東日本大震災でも「災害が起きるような土地になぜ暮らし続けるのか」という問いを何度も耳にしてきました。私は遠く海を越え、その答えがここにあるような気がします。彼らが暮らしてきた村は、今を生きる人々が手を携え、時を超え脈々と受け継がれてきた魂そのものであるということを」
大地、人、祈り....語り合うことはたくさんありそうだ。
トークは3月27日午後7時、銀座東劇「世界でいちばん美しい村」のアフタートーク、お楽しみに。

豪華ゲストによるトークイベント 「なつかしい未来へ」のリンクはこちら

プナム基金について

~~~~~~~~~~~~~~~~
プナム基金とは、ラプラック村の才能はあるが教育機会に恵まれない女児を対象に
その学業資金を支援する基金です。

地震で壊滅的な被害をうけ、未だ再建途上にあるラプラック村です。
復興にはさまざまなアプローチがありますが、長期的視点からこどもたちの教育を支援することにしました。
学業支援でも特に、女児を対象にしています。これは、女性は勉強しなくてもいいという、ネパールの古い日本のような
社会的な認識があり、この映画の主人公であるプナムのように、才能がありながら質のいい教育機会に恵まれない女の子がたくさんいます。
ネパールの女性の人身売買が大きな社会問題になっていますが、その根っこにはこうした考え方も影響しています。
プナム基金は教育という支援を通して被害を未然に防ぐことも考慮しています。

なお、現在は地震で家族を失ったり、家をなくした家庭の女児を中心に支援しています。ちなみにその第1号がプナム。
5年間の私学費用をだしており、他にも現在、五人のこどもたちが支援を受けています。
この映画が多くの人たちに見られることにより、ラプラック村だけではなく、もっと広範な地域で活動を広げることを目指しています。
なお、代表の石川が毎年現地を訪れ、映像や写真を通して、SNSで現状を伝えます。
第一回は2016年10月に行われました。

また、下記にて念のため振込先もお教えいたします。
プナム基金の受け入れ先はラプラックを救う会(代表石川梵)です。
振込先 ラプラックを救う会
1、ゆうちょ銀行同士の振込み 10110 18404881 
2、他銀行からの振込み 
店名0一八(ゼロイチハチ) 店番 018(ゼロイチハチ) 普通 口座番号1840488 

プナム基金に関するお問い合わせは、このブログの下段、左にあるメールフォームからお願いします。

石川梵

失われたパズルのひとかけら 週刊新潮

2015年ネパール大地震直後に現地に飛んだ私は、その写真を行く前に話を振っていた週刊新潮で発表しようとした。
しかし、新聞、テレビなど多くのメディアが大々的な報道をする中、スピードで劣る雑誌がGW進行も重なり、後追い報道はできないといわれた。
その後、アシュバドルの視点を通したヒューマンドキュメンタリーとして再度掲載を試み、担当者も頑張ったが、やはり掲載に至らなかった。
私はそれまで撮り下ろしの作品を雑誌に持ち込んで断られたという記憶がなかった。大きなショックを受け、プライドも傷ついた。そしてなによりラプラックのことを必ず伝えるとアシュバドルと約束しながら果たせぬことが悔しかった。
あのとき感じた雑誌メディアへの幻滅と無力感は今も忘れることができない。大メディアが去った後の被災地にはペンペン草も生えておらず、人々の苦悩だけが置き去りにされていた。
それが映画作りへと進むひとつの原動力になったわけだが、ここに来て、さまざまなメディアが私の映画を取り上げる中、この雑誌のことを思い出した。今なら掲載できるのではないか。
ネパール地震から2年を迎えようとする今、あのとき失った心のパズルのヒトカケラをまた埋めることができた気がする。直後の報道はできなかったが、忘れられようとしているネパール復興のことを思い出す、ひとつの力にはなるはずだ。
努力してくれた担当者にも、感謝している。
昨日、発売になった週刊新潮3月30日号、ぜひ、お求めください。

週刊新潮s



そしてその後の努力が結実した映画「世界でいちばん美しい村」銀座・東劇3月25日、明日公開です。
映画のホームページ
東劇予約

東劇イベントスケジュール

3月25日から銀座・東劇で封切られる映画「世界でいちばん美しい村」のイベントスケジュール 最新版がでました。
豪華ゲストによる対談が連日、目白押しです。


プログラム表紙スモール

映画界からは山田洋次、倍賞千恵子、登山家の野口健、作家の田口ランディ、早稲田大学客員教授で「ふんばろう東日本」の活動で知られる西條剛央、写真界からは長倉洋海、宮崎学、竹沢うるま、林典子、佐藤慧、安田菜津紀、漫画家の高橋ツトム、ネパール舞踏家の岡本有子、(以上敬称略)エンドロールを歌った"はなおと"、現場を踏んだ助手でフォトグラファーの宮本麗を迎え、映画上映終了後、監督の石川梵と対談します。
(映画の入場料のみで観覧可能)

ちなみに上映は1日2回、午後1時と午後7時、上映終了後に対談を行います。(上映時間108分)


対談ページs



映画「世界でいちばん美しい村」のホームページはこちら

銀座・東劇のアクセスはこちら



お楽しみに!







プロフィール

lamafa

Author:lamafa
写真家 石川梵


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震災写真集「The Days After-東日本大震災の記憶」が日本写真協会作家賞を受賞しました。

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ライフワーク、大自然と人間の共生をテーマに二つの目線から撮影を続ける。
1、地球46億年の歴史を、空から撮る。
2、祈りを通して、人間の内面世界を露わにする。

これまで講談社出版文化賞、日本写真協会作家賞,同新人賞他、受賞多数。
 Life, Paris Match, Geo、National Geographic など海外のメディアでもフォトストーリィを発表
著書に「祈りの大地」(岩波書店)「伊勢神宮 式年遷宮と祈り」(集英社)「 鯨人(くじらびと)」集英社新書 
写真集 「The Days After 東日本大震災の記憶」飛鳥新社「伊勢神宮、遷宮とその秘儀」 朝日新聞社
 「海人」新潮社
フォトエッセイに 「時の海・人の大地」 魁星出版、「フリスビー犬、被災地を行く」飛鳥新社がある。

東京都町田市在住 大分県出身
日本写真家協会会員

本ブログの写真・文章の了承なき使用は禁止します。
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Twitter bonlamafa

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